エベレストに単独・無酸素登頂を目指されている、
登山家、栗城史多さん の講演会が、先日、茨木であったので行ってきました。
生で、はじめて見ましたが、印象は小柄な普通のニ~チャンて感じ。
なのに、あのチャレンジ精神と次を目指す行動力は、すさまじいものがある。
夢や目標に向かって突き進んでる人って、苦しいことも楽しんでる
そんな気がしました。
限界は自分が作っている。
栗城さんが言うと、すっごい説得力がありました。
やってみないと分からないことでも
おまえなんかに出来っこない・・・
絶対ムリ、止めとけ・・・
まわりの人が限界を示唆する。
栗城さんも、初めての海外登山となった、(しかも初の海外旅行)
北米大陸最高峰、マッキンリーの単独登頂にチャレンジしようとしたときも
まわりから散々、反対されたり、出来っこないって言われたらしいです。
ただ一人を除いて・・・
それは、お父さんだったらしいです。
マッキンリー挑戦の話をしたときから、賛成も反対もせず、ずっと無言を貫き通してたらしいです。
下手すれば、生きて帰って来れないような挑戦だから、すんなり賛成できるわけないだろうし
親としては複雑な気持ちになるのも当然だと思います。
みんなの反対を押し切り、お父さんには無視され、
そんな状況になると、いくらやってやるぞ~、という気持ちがあっても
当然、不安も襲ってくる。
でも、、出発の日、飛行機に乗る直前に、お父さんから電話がかかってきたそうです。
しばらく無言が続き・・・
一言・・・
「おまえを信じてる」
この一言で、ものすごく勇気が湧き、絶対に成功して生きて帰ってきてやる。
そんな気になったそうです。
お父さんの一言がなかったら、今の自分はないかもしれないと言ってました。
一見、無謀だと思われるようなことでも、応援してくれる人、理解してくれる人が
一人でもいれば、それも身近な人にいれば、その人のためにも頑張ろうとなれるし
行動も加速させてくれる。
このお話を聞いてて、
将来、自分の娘に対しても、やりたいことがあったときは
希望の芽をつぶさず、応援してあげないとなぁ~
と思いました。
親にとって、都合のいい子に育って欲しいわけではないし
進みたい道があったら、可能性がある限り、どんどん挑戦して欲しいしね。
やむをえない事情がない限り、応援してあげれる
そんなトーサンでありたいなぁ~と思います。
栗城さんに直筆でサインをいただいちゃいました。
栗城精神を、少しでも頭においておけるよう、
1日に何度も目に出来るところがいいと思って
財布にね。(笑)
栗城さんの講演会、まだ各地でもあるようなので、リンク張っておきます。